用語集
QoS
読み方:キューオーエス
正式名称:Quality of Service(クオリティオブサービス)
QoSとは、ネットワーク上である特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術。また、ネットワークの帯域を適切に配分しそれぞれの通信が必要とする通信速度を確保する技術の総称。
音声や動画のリアルタイム配信(ラジオ・テレビ型のサービス)やテレビ電話(テレビ会議・Web会議・ビデオ会議)など、通信の遅延や停止が許されないサービスにとっては最重要項目の1つとなる。
特定のユーザー間で一定時間回線を占有できるネットワーク(イントラネット等)と違い、インターネットのようなネットワークは大人数で回線を共有するために、データを細かく分割して送るパケット交換方式が採用されている。
メールなどは伝送が遅れてもデータを受け取った側で最終的に結合し回復できるのが、音声や動画の遅れは会話の途切れや動画のコマ落ちなどにつながるため、回線の帯域の問題にもかかわらず、テレビ会議・Web会議の品質が悪いと思われることが多い。
「帯域制御」と「優先制御」の2つの方法で、QoSの効率を上げることができる。帯域制御は、音声や動画などのデータを送るための帯域を最初から確保しておく方法。ネットワークが混雑していても遅延を防ぐことができる。一方、優先制御は、すべてのデータは同じネットワークを通るが、音声や動画などのデータに対しては後から来ても優先的に通す方法である。現実世界で例えるなら、救急車や消防車が一般車両を追い越していくようなイメージである。




